癌を治す奇跡のナノナイフ治療法とは

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今日では、局所治療としてラジオ波焼灼療法が主に使用されています。これはラジオ波電流を流して組織の温度を100℃に上げ、やけどを起こすことで癌細胞を死滅させる方法です。

しかし、太い血管があるそばの癌細胞は血液の温度により温度が上がらなくなるため死滅できずに再発する可能性が高く、デメリットがありました。

もやパンダ
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いつ発症するかわからないすい臓がんは怖いパラ。

最近、新しい手術法ができました。2014年から日本で初めて臨床研究が始まったナノナイフという手術療法。今、注目を集めている手術方法になります。

ナノナイフがもたらす膵臓がん治療の奇跡

ナノナイフは不可逆電気穿孔療法で、がん細胞に極めて短い時間に高圧電流を流し、がん細胞にナノメートルの孔を開けて死滅させる方法になります。

ナノナイフは、超音波やCT画像を見ながら、癌の場所に針同士が平行になるように2~6本の針を刺し1秒間に1回3000ボルトの高圧電流を1万分の1秒流していきます

こうすることで、プラス針からマイナスの針に電気が流れて癌細胞に孔が開きます。気になる治療時間ですが、なんと驚きの治療時間は1分40秒

患者にも負担が少ない短時間で完了します。ただ、針の数により電流の通り方も増えていくため、治療時間は数十分かかることもあります。それでも患者の負担は軽いです。

もやパンダ
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すぐに手術が終わるパラ。嬉しい技術パラ。

ナノナイフ手術で気を付ける点

針で癌細胞を攻撃するためズレないようにする必要があり、横隔膜などによる筋肉痙攣をおこさないように全身麻酔を行います。ズレたら大変です。

また、不整脈予防で心臓の収縮期に1秒に1回というペースで電流を流すため、心肺に疾病を持っている人や不整脈の人は治療の対象外になるようです。

まとめ 患部に針を刺し電気でがん細胞を撃退するナノナイフ

ナノナイフは2008年頃から欧米を中心にして、肝がん、前立腺がん、乳がん、ガンの中でも治療が難しいとされる膵臓がんなどの臨床に応用し、台湾やオーストラリアなどでも導入され始めています。日本では2014年2月に東京医科大学病院消化器内科が臨床研究をはじめました。

ナノナイフ治療の大きな特徴は、血管や膵液を流す膵管などの脈管には障害を与えずにがん細胞を死滅させるという点。これまで手術は困難だと言われた場所でも治療がおこなえるようになりました。

もやパンダ
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難しい癌も治せるパラ!始まったばかりの治療法パラ。これから期待できる手術法パラ。