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健康維持の方法

糖鎖とは?健康効果と免疫力がアップする食品

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世界の医学界から熱い視線が送られている、衰えた免疫力をアップさせる「細胞のアンテナ」とは?

細胞のアンテナは、風邪からガンまで幅広く効果を発揮でき、「免疫力」を上げることができると言われている。

世界の医学界から糖鎖に注目が集まっているのだ。

細胞のアンテナとは?

生物は細胞の塊からできているのだが、人間は60億の細胞から作られ、この細胞の1つ1つの表面には産毛のような物質が数百~数十万個付いている。


(出典:blogimg.goo.ne.jp)

産毛のような正体は糖鎖と言われている物質だ。

メモ

・グルコース

・ガラクトース

・マンノース

・フコース

・キスロース

・N-アセチルノイラミン酸(シアル酸)

・N-アセチルガラクトサミン

・N-アセチルグルコサミン

上記8つの糖がつながって1本の長い鎖状になっている。

糖鎖の働きは、細胞と細胞の情報伝達、つまりアンテナのような役割がある。グルコースとガラクトースは毎日のご飯の中に含まれているのだが、他の糖はそこまで含まれていない。

メモ

食事から摂れる糖

・グルコース

・ガラクトース

メモ

食事から摂りにくい糖

・マンノース

・フコース

・キスロース

・N-アセチルノイラミン酸(シアル酸)

・N-アセチルガラクトサミン

・N-アセチルグルコサミン

糖鎖の効果

メモ

・ホルモンの細胞への取り込み

・細胞の水分保持

・細胞増殖の抑制

・ウイルスの侵入防止

・バクテリアの毒素を感知

・免疫細胞に情報を伝達

など

糖鎖の免疫力

糖鎖を摂取すると免疫力が改善する報告が世界中でされている。例えば、H. hepaticusの菌をマウスに投与して、他のマウスにはGOSという糖鎖の1種を一定の期間投与し続けた。

そして、なにもしていないマウスとそれぞれ比較。その結果、GOSが投与されたマウスでは腸炎の重症度が下がることを確認。

免疫において大切な役割を担うナチュラルキラー細胞(NK細胞)も増加していたことや、便に含まれるビフィズス菌も増加していることが判明した。

この実験からGOSという糖鎖は免疫力の向上だけでなく、腸内環境を整える効果もあるといわれている。ダイエットや美容にも期待ができるのだ。

そして、慢性疲労症候群の患者さんを対象に糖鎖を投与したのだが、慢性疲労症候群の患者さんの細胞には、健常な細胞に比べて糖鎖が結合したタンパク質が少なく、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の機能も低い傾向がある。

そこで、慢性疲労症候群の患者さんから採取した細胞に糖鎖を加えたところ、糖鎖が結合したタンパク質が上昇。ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の機能も改善した。

さらに、目から入る情報を識別する機能や、作業記憶の能力が上昇した報告もされているため、認知症の改善予防につながる可能性もある。

「たけしの家庭の医学」でも検証がされた。二人の治験者から免疫細胞を採取して、風邪のウイルス「肺炎球菌」と戦わせる。

すると、すぐにアメーバ状の免疫細胞が肺炎球菌を食べだした。ちなみに、免疫細胞がドカ食いすることを「貪食(どんしょく)」と呼んでいる。1人目の治験者は20代で、3000個の肺炎球菌が1時間後には40%に減少

しかし、二人目の治験者は60代の人ですが、免疫細胞の動きが鈍かった。肺炎球菌3000個はほとんど減らない。糖鎖が減ると伝達が遅くなったり伝達自体ができなくなったりするため、身体にいろいろな障害がでてしまうのだ。

加齢などによりこのアンテナの産毛は短くなり、場合によっては切れやすくなるなど機能が落ちてしまう。糖鎖のアンテナを長く保つことが重要で、細胞のアンテナを活発化することが大切だ

糖鎖のアンテナを長くすことは可能。シアル酸の量に注目して、糖鎖栄養素が比較的多く含まれている食品を見ていこう。

アナツバメの巣(EBN=食用・鳥・巣)

ツバメの巣には糖鎖8種類の内、6種類もの糖鎖栄養素を含んでいる。

アナツバメは自分の唾液で巣を作る。ちなみに日本のツバメは土や草を混ぜ合わせている。また、糖の一種であるシアル酸が豊富に含まれている。

シアル酸量は200mg

シアル酸は加齢と共に減少をするため、シアル酸を摂取すると小腸で吸収され、全身に運ばれる。そして糖鎖のアンテナの産毛が伸びていくのだ。

ただ、スープ一杯で5000円ほどと、超高級食材なので毎日食べるには難しいデメリットがある。

たらこ1個

シアル酸180mg。

卵4個

シアル酸が227mg。

子持ちシシャモ2匹

シアル酸が197mg。

その他にも期待が出来る食材が次にあげられる。

フカヒレ

鮫の軟骨であるフカヒレには、N-アセチルガラクトサミンが豊富に含まれている。

コンニャク

コンニャクには、マンノースが豊富に含まれている。コンニャクでマンノースの吸収をよくするために小さく細かく調理することがポイントだ。コンニャク粉を使う手もある。

もずく

もずくは、フコースを含んでいるのだが、フコースは海藻などに多く含まれている。もずくに納豆を混ぜると、納豆菌がフコースの吸収を助けるため効果的だ。

ヨーグルトとメープルシロップ

ヨーグルトはガラクトースが含まれ、メープルシロップにはキシロースが多く含まれている。

イワシ

残りの糖は食品から取り入れることが困難。そこで、コエンザイムQ10で体内の中で合成をさせる。コエンザイムQ10はイワシなどに多く含まれている。刺身で食べるとよい。

まとめ 糖鎖のアンテナを長く保つ

糖鎖によりガン、動脈硬化、糖尿病、心筋梗塞、風邪、インフルエンザ、鬱病、骨粗鬆症、アレルギーなど200種類以上の病気を関知して対処できると言われている。

糖鎖がきちんと備わっていればリスクを大きく減らすことができるのだ。単糖が不足すると細胞のアンテナである糖鎖が正常に作られなくなってしまう。

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